e国宝はiPadが国宝や重要文化財の美術館になるアプリです。
美術館系のアプリってたくさんありますが、このe国宝のすごいところはなんと言っても解像度です。

絵巻物の細やかな人物表情まではっきりわかる!

このアプリ鑑賞以外にも細やかな機能があるのですが、まずはとにかく最も素晴らしい所を知るためにアプリを起動。

アイテムを選ぶ

アイテム選択はカテゴリから選んでいけるタイプです。作品のサムネイルも大きめなので、掲載されているものがどういうものなのか分かりやすいです。

これがアイテムを開いた状態。

今回は平治物語絵巻というやつを選んでみました。
美術や歴史の教科書ではこういう載り方してましたけど、この状態ではなんとなくの全体像はわかるものの、細かい部分まではわかりません。

ぐぐーっとピンチアウトで拡大

気になる部分をピンチアウトで拡大二本の指を画面上に置いて離すあの操作です。
さぁさどんどんピンチアウトしていきましょう!

まだまだ拡大できます

まだまだまだまだ拡大できます

まだまだまだまだいけますよ!

見てください、表情や甲冑の模様や着物の重ねまではっきりわかります。まるで美術館でじっくり作品を眺めているような感覚。
これまでよくあった美術館アプリも大変素晴らしいのですが、解像度を考えると美術館というよりは図録に近いものだったように思えます。

ちなみにこのe国宝は作品の閲覧だけでなく、作品の解説を読んだり、ブックマークのコメントなどを他のユーザーと共有することもできます。

掲載されている所蔵は「国宝」と銘打っているだけあって図画から歴史資料までさまざま。国宝を間近で見ることができる機会も稀ですので、こいったアプリで鑑賞するのはいかがでしょうか。

販売元:National Institutes for Cultural Heritage
販売価格:無料
※価格表記は記事掲載当時の情報です。価格が変更されている可能性がありますので、正式な価格はapp storeからご確認ください。