ビジネスシーンで活躍するマインドマップiPadアプリ、BrainPlots(ブレインプロッツ)
今日からあなたのiPadの使い方が変わるかもしれない、仕事でiPadを使っている人必見のマインドマップアプリをご紹介いたします。
アイデアを書き綴るTodoリストやメモ帳、頭の中を整理するマインドマップなど、これまで数々のアウトプット系のビジネスツールiPadアプリがリリースされてますが、BrainPlots(ブレインプロッツ)はそれらとは一線を画す優れたアプリなんです。
BrainPlots(ブレインプロッツ)はどこが優れているのか!Applision(アプリジョン)でしっかり紹介していきますよ。
マインドマップはトニー・ブザン(Tony Buzan)が提唱した思考・発想法の一つ。頭の中で起こっていることを目に見えるようにした思考ツールのこと。
描き方は、表現したい概念の中心となるキーワードやイメージを中央に置き、そこから放射状にキーワードやイメージを広げ、つなげていく。思考を整理し、発想を豊かにし、記憶力を高めるために、想像 (imagination) と連想 (association) を用いて思考を展開する。この方法によって複雑な概念もコンパクトに表現でき、非常に早く理解できるとされ、注目され始めている。
引用:wikipedia
出来る男・女は既にバリバリ仕事の現場で使っているこのマインドマップ、この機会に是非BrainPlots(ブレインプロッツ)を使って、挑戦してみましょう!
それでは、Applision運営者omochiが先月、実際にプレゼンし「けちょんけちょん」に駄目だしされた企画「自転車の空気入れ検索アプリ」の提案が出来るまでをBrainPlots(ブレインプロッツ)を使って実践してみます。
BrainPlots(ブレインプロッツ)の使い方をご紹介
まずは、BrainPlots(ブレインプロッツ)を開きます。
アカウントを持っている方はログインを、持っていない方は新規登録を行いましょう。
「Create New Account(新規会員登録)」から、名前、メールアドレス、任意のパスワードを記入します。
最後にSign Up(ログイン)をタップしましょう。
ログインに成功すると、下記のような画面へ。
各項目はすべて英語表記なため、少し利用しづらい点もありますが、今後日本語化対応のアップデートなどに期待したいですね。
今回は、Applision(アプリジョン)でそれぞれの機能を説明していきますよ!
一番左が、Create New File(新規作成)ですね。マインドマップを作る新規のキャンパスを生成します。
真ん中が、ファイル管理です。簡単にいうと保存したデータの読み込みが出来ます。
一番右が設定です。言語の変更やBrainPlots(ブレインプロッツ)の機能制限管理などを行いましょう。
※ちなみにこちらで言語をJapaneseに設定しても、基本UXは英語のままなので注意。
では、キャンパスを新しく作成してみます。
キャンパスの名前、ミーティングルーム、簡単なファイル説明の3つを記入しましょう。
すると、下記のような状態でファイルが新規作成されます。
ここから使い方を説明しますので、しっかり確認してくださいね。
まずBrainPlots(ブレインプロッツ)の最も特徴的で優れた機能となるのが、サジェスト機能と呼ばれるユーザー補足機能です。
上記画像の「Theme or Problems?」と記載されて表示されているのを見つけてください。
これが、まずは「テーマ」または「問題点」を記載してみましょう、というサジェスト機能です。
「USE」を選択すると、○のブロックが生成される仕組みです。
○のブロックをダブルタップすると、○の中に文字を書いたり、このブロックがどのような意味を持つかを選択する事ができます。
具体的には、下記の画像のような感じ。
Idea | アイデア |
---|---|
Fact | 事実に基づく事象 |
Reason | 理由、なぜそう思ったのか?など |
Breakdown | わかりやすく説明した内訳など |
Spread Out | 展開、広がり |
Example | 例 |
Counter | 反対意見 |
Question | 疑問、質問 |
Caution | 注意 |
Time | 時間 |
Person | 人 |
Area | 地域 |
Addition | 追加 |
それでは、Applision運営者omochiの渾身の企画「自転車の空気入れ検索アプリ」をBrainPlots(ブレインプロッツ)を使って考えていきます。
まずは、「目的は?」という疑問から作成してみました。これは後で、「新企画を考える」に変更しました。
「新企画を考える」→「自転車の空気入れ検索アプリはどうか?」と思いつきます。
企画の裏付けとして、「Google検索による需要の確認(Fact)」と「個人的な経験から(Reason)」という2つのトピックを作りました。
この2つのトピックは、「自転車の空気入れ検索アプリはどうか?」の裏付けになるわけですから、矢印で繋いであげましょう。
・○ブロックの生成
・ベクトルを持たない繋ぎの生成
・一方へのベクトルを持つ繋ぎの生成
・両方にベクトルを持つ繋ぎの生成
・グループを可視化する点線枠の生成
・大きな矢印の生成
・4つの窓に区切られた枠線の生成
・ゴミ箱
となっています。
今回は一方へのベクトルを持つ繋ぎ線を作りました。
続いて、注意点を考えていきます。このアイデアが果たして本当に企画として失敗しないアイデアとなっているかの検証をしていきます。
「自転車の空気入れ検索アプリはどうか?」→「ニッチすぎる需要(Caution)」として作成しました。
まぁ、誰でもそう感じますよね、一体このアプリを誰がダウンロードしたいと思うのか…。
当然ですが、「自転車に乗らない(BreakDown)」「空気入れの場所を既に知っている(BreakDown)」「空気入れを自分で所持している(BreakDown)」などなどが思いつきます。
あまりにもニッチすぎる、世間的に必要とされていないアプリをリリースしたところで何の意味もありませんから、じっくり検証する必要がありますね。
一方で、「ニッチすぎる需要(Caution)」というのは、「マーケティングにおける強み(Counter)」とも考えられます。競合ライバルの多いジャンルよりも、ライバルの少ないニッチな需要から広げていくほうがWeb業界では得策といえます。
と、このように、BrainPlots(ブレインプロッツ)を使うと、普段頭のなかで考えていることを簡単にそして見やすくアウトプットできるのです。
私が作成していた「自転車の空気入れ検索アプリ」でも、幾度もサジェスト機能が働きました。
現状では、「Factが足りませんよ」とか「Counter意見を作成しましょう」など、自分の考えが凝り固まってしまっていないかどうかをチェック出来るのです。
サジェスト機能が働くと、「あ、そうか!もう少し事実に基づく立証をしないと!」と一旦、地に足をつけて考えなおすといった事が容易となり、プレゼン資料の作成やアイデア整理がずっと捗ります!
是非、この機会に一度使ってみてはいかがでしょうか?
販売元:Cognitee
販売価格:無料
※価格表記は記事掲載当時の情報です。価格が変更されている可能性がありますので、正式な価格はapp storeからご確認ください。
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