iPhoneの車載システム「CarPlay」とは?

スマホで快適カーライフ?

こんにちは! Applisionです! 最近は、高価なカーナビを買ったり、設置したりしなくても、スマートフォン1つあれば、便利に道案内してくれるようになりましたよね。

Appleだって負けてはいられません! そこで登場したのがiPhoneの車載システム「CarPlay」です。

2014年3月にAppleから正式発表された「CarPlay」とはどんなものか? どの様に使うと便利なのか、使い方も知りたい!

そんな皆様の為に、今回はこの「CarPlay」について詳しくご紹介してみたいと思います!

iPhoneをカーナビに「CarPlay」

「CarPlay」と聞いて皆さんはきっとカーナビとしての機能しかないとお思いのはず。

でも実はそれだけではないのがiPhoneの素晴らしさ。

自動車とiPhoneを繋ぐ事で、カーナビのみならず、カーオーディオとしても使用する事ができるんです。

これだけだと、普通にFMトランスミッターと接続したり、カーナビアプリを使用するのと大差ないですよね。

このCarPlayの最大のメリットとは、なんと車の操作が簡単にできるようになるんです。

なかなか普及しない「CarPlay」

フェラーリ、メルセデス・ベンツ、ボルボ……名だたる高級外車のメーカーが、対応モデルを発表しているのですが……日本ではまだ対応予定どまりで、思うように普及していないのが現状。

それでもトヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業等日本の大手自動車メーカーが名乗りを上げているので、期待度は高いんです。

現在は、パイオニアのCarPlay対応製品「SPH-DA700」が唯一発売されています。

まだまだ一般ユーザーに普及するには時間がかかるかもしれませんね。

CarPlayでできる事

他の車載システムと、iPhoneのCarPlayの違うところは、Siriとの連携が可能な事です。

Siriに話しかける事で、近くのコンビニ等の施設を探してくれたり、「○○までナビして」と言えばナビゲーションを開始します。

このような対話型のカーナビ機能は、あるのはあるものの、まだまだ使い勝手の良さが課題となっています。

その点Siriだと、流れるような会話でスムーズに機能してくれるというわけです。

そんなiPhoneのCarPlayで出来る事を一覧にしてみました。

・ハンズフリーでの通話
・音楽を聞く
・地図から目的地へのナビゲーション

これらがSiriの導入で、気軽に音声ですべて対応してくれるんです。

もちろん、Siriだけではなく、CarPlayに対応した車であればタッチスクリーンが搭載されていますので、画面をタッチする事でも操作が可能です。

タッチスクリーンのそばにはノブやダイアルやボタンがあり、それらがすべて連携しているので、タッチ以外でもCarPlayをコントロールする事が可能です。

iPhoneに記録されているあなたのメールやスケジュール、連絡先から、行き先の予測までしてくれるカーナビ。

Siriを使えば、iPhoneのほうに視線を向けなくても、着信に受け答えしたり、留守電を聞く事もできるので時短効果大!

今後もメーカーが開発したアプリで、どんどん便利になっていくので、早くたくさんの人が使えるといいですよね。次からもっと詳しくご紹介します。

設定方法

CarPlayを使用するには、以下の環境が必要となります。

・iOS7.1以上を搭載した、iPhone5以降のデバイス
・Siriが使用できる事(iPhoneの「設定」→「一般」→「Siri」でオンに)
・ご利用になるエリアが、CarPlayに対応した地域である事

これらの条件がすべてそろわなければ、iPhoneのCarPlayを使用する事はできないんです。

勿論、ここまででお話ししている通り、CarPlay対応の車種である事も必須です。

CarPlayの設定は車が走行中に行いますので、安全上、助手席のパートナーの方に設定をお願いする事となります。

事前にCarPlay USBポートにiPhoneを接続しておけば、運転手1人でも設定は可能です。車を走らせながら、Siriにお願いしたい事を話しかければ、スタートです。

話しかける方法には2通りあります。大抵の方は1番になる事でしょう。

1. iPhoneのホームボタンを押し続けて、Siriがステレオの画面に表示されたら
2. 運転している車のハンドルに、音量調整のボタンがある場合は、そのボタンを押し続けながら

上記、どちらか楽な方法で話しかけて、Siriにお仕事をお願いしましょう。

「CarPlay」まとめ

まだまだ普及夜明け前と言ったところの、iPhoneのCarPlay。

それでもすでに国外のメーカーのいくつかの車種には、対応機器が搭載されているので、気になる方は是非チェックしてみてください。

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