こ、こいつは遠隔操作型のスタry
ふと気づくと、iPhoneが無い……もしかしてiPhoneなくした!?
そんな時に、iPhoneを遠隔操作で探すアプリがあるって、ご存知ですか? 家の中でもついつい、「iPhoneどこ置いたっけ……」なんて事もありますよね。
そんな時にiPhoneの遠隔操作のやり方を知っていれば、すぐにiPhoneを見つける事ができるかも。
そしてiPhoneを紛失した際に、他人に勝手に使われて事件等に悪用される被害を防ぐためにも、遠隔操作は必須となります。例え事件等に巻き込まれなかったとしても、保存しているデータや連絡先を不正に使われたり、ばらまかれたりする危険もあるんです。
そこで今回は、iPhoneを遠隔操作する方法、そしてその遠隔操作のメリット、デメリットをご紹介してみましょう。iPhoneを遠隔操作する方法を、事前に覚えておいて、悪用されるのを阻止しましょう!
iOS9から導入された「iPhoneを探す」
この「iPhoneを探す」機能を使えば、遠隔操作でiPhoneを探す事ができます。「iPhoneを探す」のアプリをオンにすれば、次のような事が可能になります。
・遠隔操作でiPhoneのデータを悪用されないよう保護
・iPhoneの画面に連絡先となる電話番号を表示させる
それではまずは、「iPhoneを探す」の機能をオンにしてみましょう。
「iPhoneを探す」をオンにして遠隔操作できるようにしよう
「iPhoneを探す」を使って、紛失したiPhoneの所在地を追跡するには、その機能をオンにしておく必要があります。
iPhoneの「設定」→「iCloud」→「iPhoneを探す」と進み、「iPhoneを探す」をオンにすればOKです。
目次
iPhoneを遠隔操作で探してみよう
「iPhoneを探す」のアプリは、iPhoneのホーム画面にある「便利ツール」のフォルダ内にあります。「Find iPhone」と言う名前のアイコンがあるのが分かりますか? それが「iPhoneを探す」の機能を持つアプリです。
タップして起動すると、Apple IDとパスワードの入力が求められます。指示に従ってサインインしましょう。
この時「”最後の位置情報を送信”をオンにしてください」と言う表示が出る場合があります。オンにすると紛失してしまったiPhoneのバッテリーが切れる「直前」の位置情報がAppleに送信されます。
この機能はiPhoneの「設定」→「iCloud」→「iPhoneを探す」からもオンに設定する事が可能です。「Find iPhone」が起動されると、今iPhoneがある所在地が地図の上に表示されます。
試しに、お手持ちのiPhoneを探してみてください。今あなたがいる位置に「ほぼ近い場所」が、地図に表示されましたか?
iPhoneのアイコンの右側に緑色の丸印がついているものは、Wi-Fiかモバイルデータ通信で、位置情報が確認できると言う意味です。灰色の丸印の物は、iPhoneが現在オフラインである事を示しています。
過去24時間以内に、そのiPhoneがオンラインになっていた場合は、iPhoneの名前の下に、最後に位置情報を検出した時刻が、地図の上にはその場所が表示される事となります。
蒼丸印がついているものついては、今iPhoneを探している、ご自身のデバイスを示しています。
それでは「探したいiPhone」の項目をタップしましょう。選択したiPhoneが、拡大した地図上のほぼ中央に表示されます。画面上の真ん中には今選択したiPhoneの名前が、その下には最後に位置情報を確認した時間が出ていますね。位置情報を更新したい場合は、一番右のリロードマークをタップしてください。
リロードマークの下には、探しているiPhoneのバッテリー残量が表示されます。地図上のiPhoneの位置がずれてしまった場合は、画面一番下左端にある矢印のようなアイコンをタップすれば、再度現在地の表示に切り替わります。
画面最下部真ん中にある「アクション」をタップすると、
・紛失モード
・iPhoneを消去
この3つの項目が表示されます。
車のアイコンが表示されていますので、そのアイコンをタップすると、地図のアプリが自動的に起動して、今いる場所からiPhoneまでのルート案内が表示されます。
この時表示される「出発」の項目ををタップすれば、ナビが開始される仕組みになっています。
アクションでiPhoneを守れ!
「サウンドを再生」を選択すると紛失したiPhoneのサウンドを鳴らす事ができます。これは部屋の中でiPhoneが見つからない時にも、この遠隔操作を使えば、ベッドの下や、洋服の間に挟まって見つからないiPhoneも探す事が可能ですね。
ちなみに、iPhoneがマナーモードになっていても「絶対」に最大音量で2分間鳴り続けます。
「紛失モード」を選択すると、iPhoneのデータを悪用される、流出するのを防止するための遠隔操作を行います。パスコードでロックをかけたり、iPhoneの画面に連絡先の電話番号や、メッセージを表示させる事ができるんです。
もしあなたが遠隔操作されたiPhoneを拾い、この画面が表示されていたら、画面の指示に従って、持ち主に連絡してあげてください。
「紛失モード」→「紛失モードをオンにする…」と進みましょうするとパスコードを求められます。設定していない場合は、パスコードを設定する画面に移行します。忘れにくく、人にばれにくい6桁のパスコードを入力します。
次に紛失したiPhoneの電話番号を入力します。既に設定されてる場合は、入力せずに「次へ」を選択する事も可能です。その次に表示される「メッセージ」についても、不要であれば「完了」でスキップする事ができます。
「このiPhoneの持ち主です。拾った方はこの番号にお電話ください」等と入力すれば、紛失したiPhoneに、メッセージを表示する事も可能です。「完了」をタップすると、そのiPhoneにはロックがかかり、これ以上触れないよう対策がなされます。
最後の手段……遠隔操作でiPhoneのデータを消去する
どうしようもない場合……紛失したiPhoneを探すため、遠隔操作で出来る限りの対処を行ってみた物の、見つからない……。
犯罪に使われたり、悪用されるぐらいなら! いっそiPhoneの中に保存されているデータを遠隔操作で消去してしまいましょう。
この操作を実行しても、紛失したiPhoneのロック画面には、先ほど表示させたメッセージは残っていますので、本体だけでも帰ってくる確率は格段に上がっているはずです。
役に立つよ「アクティベーションロック」
iOS7以降の「iPhoneを探す」をオンにすると、「アクティベーションロック」も自動的にオンとなります。「アクティベーションロック」がオンになると、
・「iCloud」からサインアウト
・iPhoneのデータを消去
これらの操作を行う際「Apple ID」と「パスワード」が求められます。「アクティベーションロック」のお陰で、iPhoneを紛失や盗難した場合でも、他の人がそのiPhoneを使ったり、転売したりするのが困難になります。
PCから遠隔操作もできるんです
「iPhoneを探す」の機能はPCからでも操作する事が可能です。iPhoneを探すためのiPhoneをお持ちでない場合は、PCを使って遠隔操作しましょう。
iCloudにアクセスし、Apple IDとパスワードを入力、次の画面で「iPhoneを探す」を選択すれば、ここまででご紹介した流れと同様の方法で、遠隔操作が可能となります。
紛失したiPhoneが遠隔操作される!?
遠隔操作が自分で出来ると言う事は、知識がある人なら他人のiPhoneを遠隔操作する事も可能と言う事です。
紛失のみならず、ちょっとその辺にiPhoneを置いて席をはずしたり等しているすきに、遠隔操作するアプリや、設定を行われるなんて事も良くある話です。
iPhoneが突然おかしな症状を起こし遠隔操作されたら……!? 手元にあるまま、データが盗まれたり、消されたり等、大変な事が起こってしまいます。遠隔操作でウィルスを送り込まれ、拡散元にされる等の事件も、実際に起こっているんです。
これを防ぐにはまず、あなたの小さな心がけが重要です。
・常にロックを掛けて、勝手に触れないようにする
・信用度の高いセキュリティ対策ソフトをいれる
これらは遠隔操作をされないための「最低必須条件」となります。本当なら有料のセキュリティ対策ソフトを使用してほしいぐらいです。
お使いのiPhoneに遠隔操作するためのソフトがインストールされていないか。それを調べるアプリもいくつもあるようですので、不安な方は試してみてください。
でもさらにアプリを入れると言うのも怖いですよね。そんな場合は、iPhoneの初期化を行うのも一つの手です。
それでも遠隔操作の疑いが感じられるようであれば、すぐにiPhoneの電源を切る等して、通信できないようにし、Appleのサポートや、ご利用のキャリアの窓口へ相談してください。
想像している以上に、iPhoneを遠隔操作されると言う事は、恐ろしい事態を招きます。
iPhoneを遠隔操作する方法とメリット・デメリット
iPhoneのみならずスマートフォンでも遠隔操作できると言う事は、かなりメジャーになってきました。メジャーになった分、リスクも増えて行っていると言う事を、十分理解しておきましょう。
犯罪に巻き込まれないよう、遠隔操作の手順と、そのリスクを覚えておいてくださいね!
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