iCloudのアカウント設定と編集・削除方法について

iCloudのアカウントってどうなってるの?

こんにちは! Applisionです! 何らかの理由により、iCloudのアカウント変更や設定等をしたいと思った時、「あれ?どうやるんだっけ……」なんて、やり方が分からず困ってしまうかも。

滅多にやらない事だと、ありがちですよね。緊急を要する場合に、やり方が分からないと困ってしまいます。

そんな訳で今日は、iCloudのアカウント設定と編集・削除方法についてまとめてご紹介してみたいと思います!

Apple IDのアカウントを変更する方、必見!

Apple IDのアカウントを忘れた……等の、何らかの理由で変更したい時、Apple IDだけを削除すれば良いわけでは無い事を、ご存知ですか?

実は、Apple IDのアカウントを削除する前に、必ずiCloudのアカウントを、削除しておかなければならないのです。

うっかり先にApple IDのアカウント削除すると、ちょっと面倒な事になってしまいます。

Apple IDを元のアカウントIDに戻す事で、なんとかiCloudのアカウントも変更できるようになるのですが、正直、この作業は面倒です。

なので、Apple IDのアカウント変更をご検討されている方は、必ずiCloudのアカウント変更後に、と言う事をお忘れなく!

iCloudのみの例外

App StoreやiMessage等は、Apple IDの変更をした後にサインアウトして、新しいApple IDでサインインし直す事は可能です。

しかし、iCloudは変更した後にサインアウトすると、「iPhoneを探す」をオフにするために、パスワードを入力するよう求めてきます。恐らくこれが問題になるようですね。

求められるまま、古いApple IDのパスワードを入力すると、エラーが起こってしまいます。

Appleのサポートによると、Apple IDを変更した時点で、古いApple IDは無効になってしまうんです! それでエラーが起こってしまうんですね……。

こうなってしまうと、「iForgot」から古い方のApple IDのパスワードを変更しようとしても、エラーとなってしまいます。

iCloudのアカウントを削除とはどういう意味があるの?

iCloudのアカウントを削除する事で、任意のiPhoneとの紐づけを解除する事が出来ます。

なのでiCloudのアカウントを削除しても、iCloudに関するものが、すべて消えてしまうと言う訳ではないのです。

iCloudの機能を使うには、iPhoneの「設定」→「iCloud」でApple IDでサインインした状態にしておく必要があります。

しかし、何らかの理由で別のApple IDを使用したい、初期状態に戻したい時には、iCloudのアカウントを削除する手順を行えば、サインインしていない状態にする事が出来ます。

つまり、アカウントを削除しない限り、そのiPhoneからは他のApple IDではサインインできないと言う事なのです。

iCloudのアカウントを削除したところで、Apple IDが削除されるわけではないんです。再度、同じApple IDでサインインすると、バックアップできるiCloudの容量は、以前と同じように使用できます。

そしてiPhoneの中にある連絡先やカレンダー等のいくつかの情報も、iCloudに結合すれば、iCloudのアカウントを削除した前と、ほぼ同じ状態に復元する事も可能です。

iCloudのアカウントの削除とは、完全削除なわけではなく、iPhoneとの紐づけを解消する機能と言った方が、分かりやすいのかも、しれませんね。

iCloudのアカウントを削除しよう!

それでは手始めにiCloudのアカウント削除の手順をご紹介してみましょう。

iPhoneの「設定」→「iCloud」を開きます。

画面下部に「アカウント削除」と言う項目がありますのでそれをタップしてください。するとアカウントを削除していいか確認が出ますので、OKであれば「削除」をタップしましょう。次にiCloudのデータを、残すかどうかを確認されますので、希望の項目を選択してください。

この後、「iPhoneを探す」の項目をオフにしましょう。

ここでApple IDのパスワードを求められます。……お分かりですか? 先にApple IDを変更したり、消去してしまうと、これ以上進めないトラブルが起こってしまうのです……。

iTunesのアカウントから、サインアウトしよう!

この工程は後からでもやる事は可能です。ですがせっかくなので、この流れでやってしまいましょう!

iPhone以外に、同じアカウントを使用している機器を複数お持ちの場合は、全ての機器で、サインアウトを行っておいてくださいね。

サインアウトのやり方は以下の通りです。

iPhoneの「設定」→「iTunes & App Store」と進み「Apple ID」をタップして「サインアウト」をタップするだけでOKです。

ここまでの流れを行えば、Apple IDのアカウント等を消す事が可能になります。

ここまではiCloudアカウントの削除方法についてご説明しましたが、次からは、iClpudアカウントを新規で作るにはどうしたら良いかご説明していきます。

iCloudのアカウントの作り方

新規でiCloudのアカウントを作る方法と言うと、Apple IDが必要だと言う事は、ここまででお分かりいただけたと思います。

ここでは、Apple IDの新規作成方法からの流れをご紹介してみましょう。

・iCloudが使えるか確認する
特に何もしなくても、iPhoneでiCloudを使用する事が、出来るようになっているはずです。ですが念のために確認してみましょう
iPhoneの「設定」→「iCloud」と開いてみて、色々なアプリの名前等が表示されれば、iCloudが使える状態です

しかし、メールアドレス等の入力を促される場合は、Apple IDでサインインする必要があります。

・Apple IDのアカウントを作成する
Apple IDのアカウントは、何個でも作る事が出来ます。用途に合わせて分けて使えば、大変便利な使い方をする事も出来ます
仕事用と個人用に分ける等……色々出来そうですね

ちなみに重複するApple IDを別のデバイスで管理する事も可能です。

その場合は少し制約もありますのでご注意ください。

まだ作っていない、別のアカウントを作りたい方は次の手順で作成してくださいね。

iPhoneの「設定」→「iCloud」に入り、画面最下部にある「Apple IDを新規作成」をタップします。誕生日を入力し次へ。

Apple IDを忘れてしまった時に、誕生日は必ず必要になりますので、忘れないように正確に入力しましょう!

次に名前の入力をしましょう。この時の入力は「日本語」でも大丈夫です。

始めてiPhoneやiCloudを使う時は「無料iCloudアドレスを入手」を選択してください。これを行うと、無料で新しいメールアドレスを、作る事が出来るんです。

「@iCloud.com」の「@」より前の部分を任意で決めましょう。

入力すると作成していいか確認を求められますので、「作成」を。そして、大文字と小文字を、8文字以上で、Apple IDでログインする時のパスワードを作成しましょう。

次に、パスワードを忘れた時に必要となる、3つの秘密の質問を作成する項目に移りましょう。これは任意ではなく、必ず登録しないといけませんので、ご注意ください。

注意していても忘れてしまう事もありますね。そんな時のために、予備のメールアドレスを入力するよう促されます。

さっき作ったメールアドレスで無ければ大丈夫ですので、いつも使っているメールアドレスを入力しておくといいですね。

この後は、メールでAppleの新着情報等を受け取るかどうかや、利用規約等の一連の流れを経て、「アカウントを作成中」と言う文字が出たら、そのまましばらく待機しましょう。

先ほど、秘密の質問を忘れた時の保険として登録した、予備のメールアドレスに確認のメールが届きますので、そのメール本文にある「今すぐ確認」をタップします。

先ほど作成したメールアドレスが、Apple IDとなります。移行した画面に表示された必要な個所に、Apple IDとパスワードを入力して「メールアドレスの確認」をタップ。これでメールアドレスの確認が完了しました。

iPhoneの「設定」から「iCloud」をタップすると、iCloudのアカウントが表示されて使えるようになっているのが分かりますね!

メールアプリを開くとメールボックスの中に、「iCloud」と言う項目が出来ていて、その中に「iCloudへようこそ」等と言うメールが届いているはずです。

iCloudのアカウントの初期設定を行おう!

iPhoneを使用するならiCloudでのバックアップは欠かせません。パソコンを持っていない方でもデータをパックアップできるので、いざと言う時に役立ちそう!

そんな便利なiCloudの初期設定のやり方を、まとめてみました!

ちなみに、iCloudの設定や編集をするには、Apple IDが必要となります。先にApple IDを取得しておいてくださいね。

・iPhoneの「設定」→「iCloud」と進むと、Apple IDとパスワードを求められますので、それぞれを入力し「サインイン」をタップ
・iCloudの利用規約が表示されますので、確認したら画面右下にある「同意する」タップ
・更に確認を促されますので、もう一度「同意する」を選択してください
・次に、「結合」するか「結合しない」か聞かれますので、任意の方ををタップします
・「iPhoneを探す有効」と言うダイアログが出来れば、iCloudのアカウントの設定は完了しました

この時、「アカウント未確認」と言う画面が表示された場合は、別にiCloudのアカウントを登録した時の、メールアドレスの確認が必要となります。

アカウントが未確認と表示されたらやる事

iPhoneの「設定」→「iCloud」と進み「メールを確認」を選択しましょう。

するとAppleからメールが届きますので、本文にある「今すぐ確認」をタップし、サインインします。Apple IDとパスワードを入力して、「メールアドレスの確認」を。「メールアドレスを確認いただき、ありがとうございます。」と表示されればOKです。

iCloudのアカウント設定と編集・削除方法について、まとめ!

とにかくiPhoneとは、切っても切れない便利な機能であるiCloud。

そしてここまで読んで頂ければ、Apple IDとの関連性の重要さにもお気づきいただけていると思います。

上手に使いこなして、iPhoneライフをさらに充実させてくださいね!

タグ一覧