いいこと?悪いこと?iphoneの脱獄とは
iPhone4や5、5s、6などについて調べていると、知恵袋などの質問サイトで「脱獄」という文字を目にしたことがある方も多いと思います。「脱獄」って何?よく聞くけれどなんだろう?
とうことで今回は、iPhoneでの「脱獄」とはどういうものかご紹介したいと思います。
脱獄とは?
iPhoneやiPadの基本的なプログラムを改変することによって、アップル非公式のアプリや機能を使えるようにすることです。
基本的にiPhoneで使用できるアプリはアップルストアからしかダウンロードできないようになっていますが、脱獄することによってその使用制限を開放することができるのです。
非公式のアプリは”Cydia“などを通じてインストールします。
メリットってあるの?
アップルストアでは配布されない、非公認のアプリをインストールできます。それによってSIMロックを解除したり、ホーム画面やロック画面のアイコンを自由にカスタマイズすることができます。
カメラのシャッター音を無音にしたり、マルチタスクを一括終了させるなどの機能なども、脱獄ユーザーが主に利用している機能です。
また、iPhoneにテザリング機能がなかった頃には、テザリングできるよう改変されたiPhoneもありました。
デメリット
基本的なプログラムを勝手に変えてしまうことなので、当然、アップルや、日本のキャリア(docomoやSoftBank、au)の保証対象から外れることになります。万が一故障した場合は修理してもらえなかったり、高額の修理費用が請求されることがあります。
また、セキュリティ機能が低下しウイルスの攻撃により、データを盗まれたり、不当な請求が発生したりすることもあります。
当然、何か不明な点があってもアップルサポートを受けることはできません。ネット上で発言している脱獄ユーザーの情報は100%正しいというわけではないので、すべては自己責任となります。
脱獄って違法なの?
アメリカでは、脱獄は合法であると正式に認められました。日本国内でも、脱獄という行為自体に違法性はないとされています。
ただし、脱獄することによって本来有料であるものを無料で手に入るようにすることなどは、当然ながら「違法」になります。
脱獄は違法ではないにせよ、どちらかというとデメリットの多い操作です。
どうしても手に入れたいアプリがある場合や、新しいiPhoneを持っていて古い機種が余っている場合など、特別な理由が無い限り、脱獄は行わない方が懸命でしょう。
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