iPhoneとiPadの同期について覚えておくべき事まとめ

iPadとiPhoneを同期する時に

こんにちは! Applisionです! 念願のiPadを手に入れて、早速iPhoneと同期をしてもっと便利に活用するぞ!

……と思ったのだけれど、iPhoneとiPadの同期ってどうやるのでしょう?

久々に同期をしようとしたらやり方を忘れてしまった。もしかしたら、そんな方もいるかもしれません。

そんなあなたの為に、今回はiPhoneとiPadの同期についておさらいしてみましょう。

バックアップと同期の違い

まず最初にお話しておきたいのは、バックアップと同期の違いについてです。

やる事が似ているので、同じように考えてしまいがちですが、実はこのふたつは異なる作業なのです。

バックアップは、iPhoneのデータを保存しておく事。

かたや同期は、iPhoneと別のデバイス(今回だとiPadです)のデータを「共有」する事となります。

iPhoneに入っているデータと全く同じものが、最新の状態で常に別の場所にある事が「同期」というわけですね。

この違いについては、軽くでいいので覚えておくと混乱を避ける事ができるでしょう。

なぜiPhoneとiPadを同期するメリット

同期しておく最大のメリットといえば、どこからでも同じ環境で作業を行える事です。

iPhoneとiPadで以下のデータを同期しておくと、iPhoneを大変便利に使う事ができるようになるはずです。

・連絡先/カレンダー
・ブックマーク
・リマインダー
・メモ
・フォトストリーム

これらが同期してあれば、iPhoneからでもiPadでも写真の整理や閲覧、スケジュールの管理が可能になります。

自宅やオフィスにいる時に、iPad等でスケジュールを入力し、外に出た時はiPhoneで確認できると作業効率がよくて、便利な事この上なしです。

しかも、外にいる時にスケジュールが変更になったら、iPhoneで修正を行えば置いてきたiPadの方も変更が反映されているので、変更し忘れが減りますね。

その他の同期可能なデータ

先ほどご紹介したデータ以外で、どんなデータが同期可能なのかを一覧にしてみました。

・アプリとファイル共有
・Podcast/オーディオブック
・ブック/PDFファイル
・着信音や通知音
・写真やビデオ
・アルバムや曲、プレイリスト、映画
・iTunesで作成した各デバイスのバックアップ

これらはすべて同期が可能という事であって、お使いのiPhoneで使用していないものに関しては、同期項目のリストに表示されない可能性もあります。

次からもっと詳しく説明していきます。

iPhoneとiPadの同期にはApple IDが必要

iPhoneとiPadの同期を行うには、この三通りの方法があります。

・専用のアプリやソフトをして同期する
・iCloudを使用して同期する
・iTunesを使用して同期する

下ふたつが、おそらく一般的なデバイス同士の同期になりますので、必ず「Apple ID」が必要となります。

iTunesでiPhoneとiPadの同期をさせる場合は、

・iPad付属の充電用ケーブル
・iTunesがインストール済のPC

このふたつが必要となります。PCのiTunesを起動し、iPad付属の充電用ケーブルでiPadとPCを繋ぐ事で同期が可能となります。

同期の注意事項としては、ケーブルで接続すると、iPad等のデバイスのパスコードを求められる場合があります。

また、「このコピュータを信頼しますか?」というメッセージが表示される事もあります。

その場合は画面の指示に従って入力したり、「信頼」を選択すればOKです。

お使いのiTunesが最新版でない場合、iPad同期できない場合がありますので、必ず最新バージョンにしておく事をおすすめします。

1. iTunesの画面左上のほうに表示されたiPadのアイコンをクリック
2. 表示された同期を希望するデータの種類を選択し、同期を有効にする
3. 同期したいデータの内容を選択したら「適用」をクリック

これでiPadとiPhoneの同期がはじまりますので、あとは画面の指示に従えばOKです。

Wi-Fi環境ならiCloudでもiPhoneとiPadの同期可能……だけど

iCloudの容量が確保できるようであれば、こちらにも同期する事が可能です。

iPhoneの「設定」→「iCloud」→表示されている同期したい項目を「ON」にする。

あとは画面の指示に従えば同期が完了です。しかしiCloudでの同期には注意が必要です。

常に同期させないようにしておかないと、知らないうちにiPhoneで撮った写真データがiCloudに保存されていくので、セキュリティの面でも心配です。

写真データに関しては、自動的に同期しない設定をしておきましょう。

iCloudに写真を自動で同期しない為の設定

iPhoneのホーム画面にある「iCloud」をタップして起動しましょう。するとiCloudに保存する内容の一覧が表示されます。

よく見ると写真だけでなくメールやメモ、連絡先も含まれていますので、セキュリティの面を考えて解除しておく事をおすすめします。

ここで必ず設定しておいてほしいのは「iPhoneを探す」と「バックアップ」の二つだけ。

iCloudで写真等の同期しない物の項目が解除できたら、今度はiTunesでの作業に移ります。iPhoneをPCに接続すると、設定次第では、自動的に同期が開始されてしまいます。

これを避ける為にも、同期しない設定にしておく事をおすすめします。

iTunesの「編集」→「設定」を開きます。「デバイス環境設定」という画面の中を見ると「iPod、iPhone、およびiPadを自動的に同期しない」という文字があるのが分かります。

このチェックを必ず外しておくようにしましょう。

このチェックさえはずしていれば同期しないように設定しておく事ができるのです。

今度はiPhoneとPCを接続し、iPhoneの管理画面を開きましょう。

左のメニューの中にある「概要」を選択し、「オプション」の項目の中にある「このiPhoneを接続している時に自動的に同期」のチェックを解除します。

これで完璧なまでに自動的にiTunesが写真やメッセージ等を同期できないようにする事ができました。

LINEだってiPhoneとiPadの同期可能

iPhoneとiPadで同じLINEアカウントを同期して、共有する事が可能です。

iPhoneのLINEアプリを開き「設定」へ入り、「アカウント」→「メールアドレス登録」次にメールアドレスとパスワードを設定します。

すると、今設定したメールアドレスに認証番号が届きますので、画面の指示に従って入力し進めます。

再びLINEの設定に戻りましょう。「アカウント」→「ログイン許可」を「オン」にします。

iPhoneの画面は「アカウント」のページのままにして、今度はiPadのLINE画面操作に移ります。iPadにLINEアプリをダウンロードしてインストールします。

iPadでLINEを起動できたら、先ほどiPhoneで登録したメールアドレスとパスワードで、ログインを試みます。

これでiPhoneとiPadで同じアカウントを使用してLINEを共有できるようになりました。

まとめ

同期する事が望ましい場合もあれば、同期しない事で使いやすさを確保する事もできます。

同期するしないを、きちんと判断して、iPhoneをもっともっと活用して下さいね。

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