水につけてないのに反応する?iphoneの水没センサーとは

iPhoneにある水没センサーが赤く反応した時の修理費用

iPhoneは便利なので、ついついどこにでも持って言っちゃうわけですが、携帯する時間や回数が多ければ多いほど切っては切れない問題があります。

それは、紛失と故障です!それぞれざっくり分けると2種類に分類されます。紛失の場合は盗難と置き忘れ、故障の場合は大破と水没。

紛失については別の記事があるので、そちらを参照してください。
iPhoneをなくした際の追跡方法知っておこう!

なので今回は故障しかも水没に絞って見ていきたいと思います。

iPhoneにある水没センサーが赤く反応した時の修理費

いやぁ、タイトルを見ただけで背筋が凍るようにゾッとしますね。
まず、ご存知ではない方もおられるかもしれませんので、水没センサーのお話からしましょう。

水没センサー(水没マーク)とは?

みなさんそのような意識は皆無だとは思いますが、携帯電話って精密機器なんですよ。なので、調子が悪いとショップに持ち込まれた際に、そのような理由で故障したのかで治る・治らない等の修理判断をしなければなりません。

その際の判断基準の一つに水没を起こしたかどうかがあります。

ガラケーの場合ですと、一般的にバッテリーを外した場所に白いシールが貼ってあり、これが赤色に変色していると水没と判定されます。

では、バッテリーケースの無いiPhoneはどこの場所に付いているかというと、モデルによって違います。

・初代〜3GS:イヤホンジャックの中
・4 / 4s:イヤホンジャックの中 + Docコネクタ部
・5 / 5c / 5s:SIMカードスロット部 + 内部に2箇所

どうですか、ご存知でした?
モデルが新しくなるについれてシールの箇所が増えている理由の一つとして、どこの部位まで浸水したかを判断できるようにするためとも言われています。

ただ、この水没センサーなんですが、わりと簡単に反応しちゃって赤くなります。この水没センサーをご存知の方で、ガラケー時代に水没させていないのに赤くなっていたという経験のあるかたも多いかと思います。

というのも、「水の中にボチャン」これだけが水没じゃないんですね。体に密着させた状態でスポーツを行って汗に反応したり、ポツポツ雨の時に使用して少しだけ水滴が付いたってのも水没に含まれるのです。

ちなみに、過剰な湿度にも反応するので風呂場にあるだけで反応することもあるようです。(フリーザーバッグに入れて使用されている方は結露に注意!)

水没した時の修理費用

さて、アップルストアに持ち込んだい際に、この水没センサーが反応していると基本的に実際に水没していようが、水没していまいが水没として処理され、相応の修理代金を請求されることになります。修理といっても基本的に本体交換になるわけですが…。

肝心な修理費用ですが、ケースによって違います。

・AppleCare+ for iPhone(アップルケアプラス)に加入している場合
アップルの提供しているiPhone向けの延長保証に加入している方は、水没・落下等による破損で本体交換が必要になったとしても、2回まで7,800円(iPhone5以前の機種は4,400円)で対応してくれます。

・AppleCare+ for iPhone(アップルケアプラス)に加入していない場合
もちろん、購入モデル等によるのですが、5sの64GBの場合、一律料金の修理として28,594円請求されます…。

みなさま、水没・破損にはくれぐれもご注意くださいませ。

タグ一覧